Legato - 津田朱里
見慣れた部屋 雑誌の山で
流行りに乗って流れついた
錆びたギターが昔のこと語るけれど 鈍い音だ
呆れる程遠い夢を見ていたかな
思い出せなくなる つまらなくなってしまう前に
もう一度だけ手にとってかき鳴らしてみた夜
もうキレイな音はきっと二度と鳴らせないけど
それでいいよ それが僕らしいよ 奏でて
思えばずっと根拠も無い自信だけで進んできた
世界はきっと 僕のために日が昇って沈んでると
信じてきた青い輝いてた日々と
今は何が違う? 同じように日はめぐってる
もう一度だけ手伸ばして 星もつかめるように
今日だって日は昇るよ 何も変わってないよ
これでいいよ これが僕の今だよ
もう一度だけ手にとってかき鳴らしてみた夜
もうキレイな音はきっと二度と鳴らせないけど
それでいいよ それが僕らしいよ
無くしたモノばかり思い出すんじゃなく
これから手に入れる新しい輝く日々を
掴むんだ 掴むんだ
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