釣り堀 - 乃木坂46
電車がごとごと走る
線路近くの鄙びた釣り堀
いつもの椅子に座って
青空映る水面
糸を垂らした
風もない昼下がり時は止まったようで
あなたからの電話なんか待ってなくても
穏やかでいられる
もう寂しくない
独りきりの過ごし方をやっと見つけたんだ
さぼってみよ
心をちょっぴり
愛しているばかりじゃ疲れちゃうよね
欠伸一つ 今だけこのまま
何も考えずに愛を忘れさせて
2時間漂う糸は
ぴくりとも動く気配はないけど
私の独り言とか
波を立てぬように聞いてくれてる
「まだ何も釣れないか?」
隣にいるおじさんが
心配して覗くけれど微笑み返す
魚たちにだって
事情があるのかも
気が向いたら
私のことかまってくれるでしょう
待ちぼうけ 慣れてしまった
会いたいと思ったら電話するはず
魚のように 自由に生きてる
それでも待つしかない愛は気まぐれなもの
さぼってみよ 心をちょっぴり
愛しているばかりじゃ疲れちゃうよね
欠伸一つ 今だけこのまま
何も考えずに愛を忘れさせて
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